このタイトルにこめた想い。

 

突然ですが、こどもへの　“愛情”　ってどんなものでしょうか。

私は、“愛情”　の表れはさまざまだと思っています。

 

“愛情”　があるがゆえに、

時に気づかないうちに、

時に分かっていても止められないほどに、

さまざまな形となって、

子どもに注がれていっているのではないでしょうか。

 

私自身、出産してもしばらく母親になった実感がなく、

私には「　“愛情”　がないのかも。」と不安になりました。

 

小さくなかなか寝ない、泣き止まない娘と２人

必死で過ごした毎日は、

可愛さをかみしめるものというより、

ただただ責任感で張りつめた日々でした。

 

子どもが成長したら、

今度は“こどものために”と思う気持ちが強くなりすぎて、

思い通りにならない、できない、やらない子どもたちに

イライラ、ガミガミの日々。

このままでは、「虐待してしまう、、」

そう悩むほど追い込まれていきました。

 

そんな私のように、

“愛情”　の実感がなかなか湧かなくても

毎日必死で子育てをしているのは、

まぎれもなく　“愛情”　があるからだと思います。

 

自分を後回しにしてでも必死で子どもと向き合う、

真剣な　“愛情”　です。

 

そして、“こどものために”と止められない強い想いも

“愛情”　があるがゆえです。

 

しかし、その　“愛情”　が

自分も、子どもも、周りの人も、

傷つけていくものに変わってしまうことほど、

残念なことはないと思います。

 

過保護、過干渉、放任、放置、など、

時に虐待とは、

“愛情”　“こどものため”　という強い想いが

本当に紙一重で変化した形でもあるのではないかと、

自身の経験からも感じています。

 

そんなさまざまな　“愛情”　も

「こどもを愛すること」と私は考えています。

 

そんな「こどもを愛する全ての人」の

愛するがゆえの悩みや苦しみから

心を軽くするお手伝いをしたい。

 

そんな人たちに贈りたい。

 

そう願って

「Kodomoai～こどもを愛する全ての人へ」

とタイトルをつけました。